gameros’s blog

特撮やアニメの感想など書きます。

「仮面ライダー鎧武」について

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パティシエが出て、踊ったり歌ったりするニチアサ…そう、「キラキラ☆プリキュアアラモード」は、みんなの大好きなものを守り抜いた素晴らしい作品であった。

 

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※肉弾戦禁止(キラキラルで殴らないとは言ってない)

 

冗談はさておき、「魔法少女まどかマギカ」という作品をご存知だろうか。今でこそドロドロ魔法少女物として有名だが、放送前のキービジュアルやアニメ雑誌の紹介では「ドキドキ魔法タイム♡」とポップな作風を印象付けていた。そんな粋な演出で世間を驚かせた作品の脚本家、虚淵玄さんが描く仮面ライダー、それが「仮面ライダー鎧武」である。

 

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※何が「君はどのフルーツが好き?」じゃ!(褒めてる)

 

仮面ライダー鎧武」を他人にお勧めする際、私はよく「ダンスとフルーツがたくさん出てくるドキドキハチャメチャストーリーだよ!第1話の敵を倒すところなんか爽快だからよく観てね!」と紹介する。ギリギリ嘘は吐いていない。

 

西暦2013年。巨大企業ユグドラシル・コーポレーションの企業城下町・沢芽市。

企業の介入によって急速な発展を遂げたことで人々が豊かな暮らしを送る一方、閉塞感を覚えた若者たちはストリートダンス、ひいてはダンスをするためのフリーパフォーマンスステージを取り合う、特殊な錠前ロックシードを用いた対戦競技インベスゲームに没頭していた。そうしたショーのための陣取りに参加する若者たちビートライダーズが熾烈なランキング争いに身を投じる一方、ビートライダーズの一人だった青年葛葉紘汰は大人への『変身』を願い、ダンスをやめてアルバイトに励んでいた。(引用:Wikipedia)

 

仮面ライダー鎧武」という作品は、「誰かのために変われるか」と「誰かのために変わらないでいられるか」の、相反する2つのテーマがある。よく言えば「それぞれの正義」、悪く言えば「それぞれのエゴ」だ。敵だった者が味方になったり、味方だった者が敵になったりする展開もあり、全体的にとても人間臭いドラマに仕上がっている。

同じ仮面ライダー作品なら「仮面ライダー龍騎」なんかが似た作りで、それもそのはず、先ほども触れた脚本の虚淵さんは、「仮面ライダー龍騎」の脚本を手掛けた小林靖子さんの影響を受けていると公言しているのだ。そのため、「仮面ライダー鎧武」のキャラクターも個性的なメンツが揃っている。

例えば、貴虎とミッチの呉島兄弟。彼ら2人は、一連の出来事を裏からの視点で描く役目を担っている。貴虎は物語の前半、ミッチは物語の後半でそれぞれキーマンとなり、最後は激しくぶつかり合った。一見すると正反対な兄弟に見えるが、それぞれの覚悟を胸に行動する様は似た者兄弟と言えよう。

 

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※フォーゼの力の副作用「宇宙キター!」を途中で止めるとは、さすが呉島主任だ!

 

呉島兄弟が「誰かのために変われるか」を描いていたのに対して、「誰かのために変わらないでいられるか」を描いていたのが、みんな大好き駆紋戒斗。そう、ラスボスである。

戒斗というキャラクターは、今時珍しいほどに信念の塊であり、言うならば決意の擬人化だ。ただ強さを追い求めるだけでなく、「弱者が虐げられない世界」を目指すその真っ直ぐさは、どこか常人離れしていた。だからこそ魅力的で、未だにファンが多いのであろう。

 

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※この魔王みたいなデザインでインファイターなのは卑怯。好き。

 

こうしてキャラクターを紹介していくとキリが無いが、そんな中で最も異質な存在なのは、主人公である葛葉絋汰だ。

仮面ライダー龍騎」と同じく小林靖子さんが手掛けた「仮面ライダーオーズ」に、「映司君を都合の良い神様にしちゃいけない」というセリフがある。人々の願いを叶えるために身をすり減らす映司を危惧して出た言葉だが、この「神様」になってしまったのが絋汰である。最初は自分のために戦い、次にみんなのために戦い、その次に自分とみんなのために戦った絋汰は、最後には遂に世界のために戦ってしまった。それは誰よりも優しい行いだが、人間離れしている。

仮面ライダー鎧武」は、そんな人間離れしてしまった2人の決闘で一度幕を下ろした。

 

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※乱舞Escalationや多彩なフォームチェンジ、決着まで全てが最高。全てが。最高。

 

そして、後日談となる「MOVIE大戦フルスロットル」の鎧武パート「進撃のラストステージ」では、復興に勤しむ呉島兄弟やオーバーロード葛葉絋汰の活躍、敵のコピーでもブレない戒斗など、鎧武らしい完結編を見せてくれた。特にミッチの贖罪、貴虎の諦めない真っ直ぐな意志には感動したものだ。

 

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※もうこの3人が並んでるだけで幸せ

 

「変わること」も「変わらないこと」も人間の可能性だ。足並みを揃えることは簡単ではないが、決して不可能ではない。「君のままで変われば良い」、仮面ライダーがずっと私たちに伝えてきたメッセージを、この作品に感じた。

それこそが「変身」である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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※キュアパルフェさん推しです

 

 

映画「平成ジェネレーションズFINAL」について

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 現在放送中の「仮面ライダービルド」では、戦争を通してあらゆる正義、あらゆるヒーローを丁寧に描いている。それに対して本作「平成ジェネレーションズFINAL」が提供したのは「ピンチに駆けつける絶対的ヒーロー」である。

 

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 ※あなた方本当に歳取ってる?

 

まず注目したいのは、何と言っても数々のレジェンドの出演だ。冬映画三年連続出演を果たしたタケル、「MOVIE大戦フルスロットル」以来の絋汰、「MOVIE大戦アルティメイタム」以来の弦太朗、映司。アンクに至っては「MOVIE大戦MEGAMAX」以来であろう。前作の「平成ジェネレーションズ」の時も言ったが、間違いなくファンを殺しにきている布陣だ。

これでオーズ以降のライダーは映像作品で見事復活し、「平成ジェネレーションズ」というチーム名も新たに得ることができた。長年シリーズを追っているファンにとって、これ以上の喜びは無い。

 

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※中でもアンクの変わらなさは異常

 

最初に登場したレジェンドはタケルだった。使った眼魂は「サプライズ・フューチャー」での先行登場と同じだったが、数々の試練を乗り越え、レジェンドとして現れたゴーストを観た時の鳥肌は凄まじいものであった。「平成ジェネレーションズ」で永夢に命を救ってもらった下りにも触れたり、御成がしっかり活躍したりで、ゴーストらしさも出しながらそれでいて出しゃばらない、良い先輩ライダーだった。

映司とアンクについては、「感無量」、この一言である。本編の回想や、最終話を思い出させるような演出。アンクの復活から別れまでを慎重に、それでいて大胆に仕上げている。映画館で息ができなくなりそうになったのは初めてだ。

弦太朗は「MOVIE大戦アルティメイタム」の前日譚という位置付けで、上手くお話に組み込まれた。JKや大杉先生といった人気キャラと共に、「あれ?ついこの間まで放送してました?」と錯覚するような当時のノリを見せてくれた。

絋汰は今回レジェンド唯一の単独出演。都合良く考えると神らしくもあり、プラスに働いたのではないだろうか。カチドキ→極の流れも再現しておりGOODであった。

 

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※決め台詞が被るシーンはアドリブと知り、より微笑ましくなった

 

今回「仮面ライダービルドの世界」と「歴代ライダーの世界」は完全にパラレルとして、2つの世界の融合によって起こる消滅現象を防ぐことがミッションだった。

「世界の融合」と聞くと真っ先に思い出すのは「仮面ライダーディケイド」だが、ディケイドの際は「建物が消える」や「様々な世界の怪人が出現する」といった現象で融合を表現していた。本作では世界の融合により地面が割れ、陥没していった。それを観て連想するのは、やはり震災である。

近年の震災の中でも大きい被害があった東日本大震災は、「仮面ライダーオーズ」の放送中に発生した。仮面ライダーシリーズ放送40周年記念のタイミングと偶々重なり特別CMが流され、ヒーローが心の支えとなった子供たちも多かったであろう。

今回映司は、地割れと陥没により落ちそうになった龍我の手を掴むシーンから参入する。終始「手を繋ぐ」というテーマを貫いたオーズらしくもあり、「ヒーローはここにいる」という揺るぎないメッセージとも思えた。

 

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※胸が熱くなるCMだ

 

私が個人的に感動したのは、やはりエグゼイド組の息の合った連携だ。飛彩、大我、貴利矢の同時変身や、カットを分けず進んでいく避難者への救助、全てが素晴らしかった。エグゼイドの第1話からは想像できないような連携っぷりに、クライマックスでもないのに涙が出そうになったものだ。

また、本作は「龍我の成長物語」としての役割も担っている。本来本編でやっても良いような龍我の葛藤を描くことで、本編や「トゥルーエンディング」との密接な繋がり、また、映画を観ている私たちの感情移入の一助になっていた。

一連の流れを意識して観ても良し、単体で観ても良しの、隙の無い映画と言えよう。

 

「もう無理か」と諦めかけていた弦太朗や絋汰のオリジナルキャスト。平成ジェネレーションズではないが、再演が絶望的だったフィリップも「風都探偵」のおかげで翔太郎とのコンビをまた見ることができた。

ここぞという時に駆けつける、まさに彼らはヒーローだ。私たちは安心して応援していけば良い。これまでも、これからも、仮面ライダーは格好良い。そう思わせてくれる映画であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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※1号さんとRXさんとファイズさん、ポスターに映りたかっただけやんけ!

 

「仮面ライダーゴースト」について

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私は昔、幽霊が大嫌いだった。「午前3時は幽霊が集まる時間」というお話を絵本で読んで以来、運悪く目覚めてしまった夜は布団の中で怯えていた。

そんな臆病だった私も、遂に幽霊が主人公の作品を真剣に観ることとなる。「仮面ライダーゴースト」は、主人公であるタケルの死から物語が始まる。

 

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※特撮界でも稀に見る演技上達スピード

 

   亡き父(西村和彦)のようなゴーストハンターになるため、修業するタケル(西銘駿)だが、肝心のゴーストが見えないことにはやる気すら起きない。

   そんな折、街では奇妙な事件が続発。タケルのもとには父から眼魂(アイコン)が届けられる。その眼魂を手にしたタケルは、2体のゴースト、眼魔(ガンマ)に襲われ命を落としてしまう。

 死の世界へと旅立ったタケルは、その途上、仙人(竹中直人)と出会い、仮面ライダーゴーストに変身する力を授かった。ユルセン(声・悠木碧)とともに現世へと舞い戻ったタケルはゴーストに変身。槍眼魔を倒すと、武蔵の力を得てゴーストムサシ魂に変身。刀眼魔を打ち倒す。

 蘇ったタケルだが、仙人によると99日の間に15個の眼魂を手に入れなければ生き返ることは出来ないという。あと98日で14個…。いったいどうすれば!?タケルの戦いの日々が幕を開けた。(公式HPより)

 

オールライダー対大ショッカー」にて1号が「仮面ライダーは死なん!」と仰っていたが、第1話でいきなり死んでしまったタケルは間違いなく仮面ライダーの歴史を動かした主人公であろう。しかしその分、やはり世間からの第一印象はあまりよろしくなかったように思える。「ヒーローは悪に負けない」という昔からあるイメージの中、日曜日の朝に主人公を敗北からスタートさせるというのは、企画を通すこともなかなか難しかったのではないかと思う。しかし今思えば、タケルだからこそできた設定であった。

 

そもそも天空寺タケルというキャラクターは、歴代と比べても不完全な主人公だった。キャラが定まっておらず、何と言うかフワフワしている(幽霊だけに)。しかしそう感じるのはごく自然なことで、タケルに最初に与えられたのは「空っぽの青年」という役割だけだったのだ。

タケルを語る上で忘れてならないのは、彼を構成する『18歳』『小さい頃に両親を亡くしている』『幼馴染も行方不明になる』『頼りは父から貰った英雄伝のみ』という要素だ。キャラが定まっていないどころの騒ぎではない、意図的にキャラ付けを省かれている。心の支えは父と英雄への憧れ、そんな中で命を落としいきなり戦うことになったとしても、普通の青年なら戸惑うか何となく戦うかである。普通の心優しい青年、それだけがタケルの初期から持っている性格であり、実に現実的で等身大と言えよう。

それを踏まえた上で「仮面ライダーゴースト」を観ていくと、本作がタケルの成長物語だということがより分かりやすいだろう。

 

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※御成は本当に便利なキャラだった

 

ゴーストに登場する仮面ライダーはどれも好みだが、中でもゴーストのグレイトフル魂とムゲン魂はデザインも能力も群を抜いて好きだ。

グレイトフル魂、別名英雄みんなでフルボッコ魂は15人いる英雄を召喚しながら戦う。頭部に各英雄の意匠があり、同じてんこ盛りでもこれまでのてんこ盛りとは一味違う見た目になっている。

 

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※シャレオツ霊柩車

 

ムゲン魂は消滅から復活したタケルの奇跡の力だが、それにしてもチートすぎる。ウィザードのインフィニティースタイルも速い固い強いのチート三拍子だが、ムゲン魂に至ってはそこに『攻撃をすり抜ける』とかいう「えっそれどうやって倒すの」と視聴者が驚いてしまう程の最強フォームだ。

 

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※幽霊→火葬→霊柩車→死に装束と、段々と蘇っている

 

これらのフォームを手に入れたのも、ひとえにタケルの努力の賜物である。英雄がまるで孫への愛のようにタケルを可愛がるのも、タケルがどんな時も諦めず人々を助けたのも、タケルの純粋さが根底にある。空っぽだったからこそ、強い意志が無かったからこそ、成長していく中で強い意志を持つことができた。それがタケルという主人公の魅力なのだ。

 

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※このシーンだけで泣きそうになる

 

仮面ライダーゴースト」は映画でも『タケルの成長』という点にスポットを当てている。

ドライブとの冬映画「MOVIE大戦ジェネシス」では、先輩ライダーの進ノ介や父親である天空寺龍と行動を共にすることで、たくさんのことを学び強くなっていった。春映画「仮面ライダー1号」でもそうだ。本郷猛という大先輩に触れ、命の大切さを知った。夏映画「100の眼魂とゴースト運命の瞬間」ではタケルの想いの強さを、エグゼイドとの冬映画「平成ジェネレーションズ」では仮面ライダーとしての強さを表現していた。今でこそ『人間の可能性は無限大だbotお化け』みたいな扱いを受ける時があるが、その決め台詞に偽りは無く、どんな絶望にも可能性の力で立ち向かっていった。そんなタケルはどうしようもなく仮面ライダーである。

 

もちろん魅力的なキャラクターは主人公だけではない。例えばサブライダーのマコトとアラン。タケル程ではなくとも、この2人も大きな成長を遂げたキャラクターだ。『序盤のマコト兄ちゃんいくら何でも酷すぎる問題』や、アランも『眼魂集めてフミ婆生き返らせよう問題』などもあったが、総合的に見ても良いトリプルライダーであった。マコトとアランの活躍は本編よりもVシネの印象が強いのは惜しいが、あの設定をニチアサでやるのは難しいので仕方ないだろう。

 

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※イケメン揃い…嫌いじゃないわっ!

 

何でも「仮面ライダーゴースト」は当初思い描いていた脚本がNGになり、急遽方向転換したとも聞いている。『人の生死』というテーマは、今のニチアサでは型にはまった物以外は受け入れられにくいのかもしれない。似たようなことで『改造人間』という設定も身体障害者などへの配慮としてタブーとされてきたが、エグゼイドからはその辺りもチャレンジしているように見受けられる。もしかしたら「仮面ライダーゴースト」の頑張りも、注目こそされなかったかもしれないが、意味はあったのかもしれない。あくまで子供番組ということを考えると難しいだろうが、そういった挑戦はぜひ今後も続けて頂きたい。

 

チャレンジャーとは、いつの世も煙たがれるものである。「仮面ライダーゴースト」は、確かに万人受けしにくい作品だったかもしれない。しかしどうだ、「平成ジェネレーションズ」で普通に高校生活を送っているタケルを観て、みんな思う所があったのではないだろうか。最初は感情移入ができず好きになれなかったタケルも、今ではとても好きなキャラクターの1人だ。

本作は、何も持たない青年が英雄になる物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ※全てを知る(大嘘)

「仮面ライダーエグゼイド」について

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「ドクター」「戦う」「ゲーム」と聞いたら何を思い浮かべるだろうか。以前までほとんどの方はきっと「Dr.マリオ」と答えただろうが、現在はそれだけじゃない。「仮面ライダーエグゼイド」は医療×ゲームという、一見してかみ合いそうにない要素を強引に、それでいて自然に鮮やかに繋げた作品である。

 

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※このルックスが良いよね

 

ひいき目で見ても、世間からの第一印象は決して良いものではなかった。「仮面ライダーらしくない」とは毎年言われることだが、今回はそれに加えて「戦いそうに見えない」「ゆるキャラ?」「ダサいとかのレベルじゃない」と散々言われていた。レベル1を差し引いても、今までのライダーとは全く違う方向性のデザインだったためだ。しかしそれで良い、そうで無くては駄目だと私は思う。「仮面ライダークウガ」と「仮面ライダーアギト」、2作とも大好きだが、リアルタイムで視聴していた当時、正直2人の見分けがつかなかった。(私だけかもしれないが)シルエットに共通点があると途端に見分けがつかなくなる子供にとって、エグゼイドとゴーストの違いはさぞわかりやすかっただろう。

 

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※先輩ライダーなのにタケルが敬語なの、良いよね

 

そんなポップな見た目のエグゼイドも、お話は中々に濃厚だった。キーワードは『ギャップ』だ。

もちろん第1話から面白かったが、物語が加速したのは何と言っても第12話「クリスマス特別編 狙われた白銀のXmas!」である。サブタイトルだけならどう見てもギャグ回だが、断言しておこう、エグゼイドにギャグだけで終わる回は存在しない。むしろ前半でギャグ方面に走った回は、後半にどんでん返しがあることが多いのだ。これも1つのギャップである。

ポッピーの正体、敵ライダー新フォームお披露目、メインキャラの死…クリスマスに放送する内容とは思えないが、このお話の評判を聞きエグゼイドに興味を持った方も少なくないだろう。また、これも「仮面ライダーエグゼイド」の特徴として、キャラクターが戦闘中に諦めることが少ない。特撮作品を見ていれば、野暮ではあるが「今の避けれたのでは?」という場面も多々ある。しかし、ことエグゼイドの戦闘では、敵の攻撃に対して直前まで抵抗している描写が多い。これはキャラクターに感情移入する手助けをしてくれており、個人的にとても嬉しかったことを覚えている。絶対に倒してやる、絶対に生き残ってやるという執念が感じられた方も多いのではないだろうか。

 

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ニコニコ動画では「最後まで抵抗するのすき」と親しまれている

 

そんな「仮面ライダーエグゼイド」、映画にも恵まれている。まずはゴーストとの冬映画、「平成ジェネレーションズ」。ウィザード、鎧武、ドライブ、ゴースト、エグゼイドが共演し、更に晴人、進ノ介、タケルは本人出演なのだから驚きだ。若干「ベルトさん復活しすぎでは?」という思いもよぎったが、他に文句は一切無く、間違いなく最高の映画であった。

次に「超スーパーヒーロー大戦」。こちらは電王10周年という色が強くエグゼイド本編とのリンクも無いため異色だが、過去ヒーローの再演、作品を超えたバトルなどは見応えがある良作だ。これもまた「キャラがブレてる」「何故カード使わないの…」などの声はあったが、アクションも気合が入っていて個人的にはグッド。

3つ目は夏映画「トゥルーエンディング」。これに関しては「とにかく観てくれ」の一言に尽きる。本編終盤と完全リンクしている本作は、公開日に観ただけでは意図的に謎が残るよう作られており、かなりの挑戦作かつ成功作だ。最終回先行上映と言えば今までは「劇場版仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」だったが、ここにきて歴史に新たな1ページが刻まれた。

2017年9月現在、これらの映画がヒットしたこともありエグゼイドは未だ視聴者からの人気が高く、「エグゼイドロス」なんて言葉もTwitterでは呟かれた。

 

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※鎧武が完全にbotだったのは仕方ないが残念

 

仮面ライダーエグゼイド」は一貫して「命」をテーマに物語を描いていた。と言っても、特にドライブ辺りから仮面ライダーはずっと「命」をメインテーマにしている傾向ではある。ドライブでは機械生命体ロイミュードの生き様をチェイスやハートで魅せ、ゴーストでは主人公タケルが命の重さを学んでいく成長の物語であった。では何故「仮面ライダーエグゼイド」はこの2作とまた違う作品になったのか。私はそれを、「背負っている物の重さ」での表現に特化させたからではないかと考える。

医者とは人を生かす職業だが、それと同時に最も人の死に近い職業でもある。それはつまり良い思い出ばかりでなく、暗い過去、負い目、清算すべき因縁が必ずあるということだ。本作の登場人物のほとんどは過去の設定、また、その過去の出来事から作られた性格や特徴をとても丁寧に描いていた。「仮面ライダーゴースト」で時々見られた「キャラが定まらない」という弱点を見事に克服している。決して「仮面ライダーゴースト」を悪く言いたいわけではないが(と言うかそこがゴーストの魅力の1つなのだが)、「前作を超えてやる!」という意気込みはここからも感じられよう。

更に脇を固めるのが2号、3号ライダーである鏡飛彩と花家大我だ。

恋人を亡くした過去を持ち、恋人との約束という一種の呪いのために剣を振っていた飛彩は、永夢や大我を始めとした様々な仲間と接していく内に変わっていった。「俺に切れない物は無い」が口癖の彼でも仲間との絆は切ることができず、呪いを希望に変え戦い抜いた。

大我が魅力的なキャラクターになったのは、やはりニコちゃんの功績が大きい。因縁や孤独を抱え戦う彼を、最初は意図していなかったかもしれないが、隣に立ってずっと支えてあげていた。自暴自棄気味だった大我にとって、守りたい命ができたことは生きる希望となったことだろう。

 

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※この2人の関係が熱すぎる

 

キャラクターの話になると、どうしても檀黎斗について語りたくなってしまう。「仮面ライダーエグゼイド」の登場人物の中で、最もスタッフと視聴者から愛されたキャラクターと言えても過言では無いかもしれない。特にコンティニュー後の新檀黎斗以降は「元敵」「開発者」「ダーティースタイル」「顔芸」「声芸」「ツンデレ」という、特撮で愛されやすい要素を踏まえた上であの性格だ。好きにならないはずがない。長くなるので割愛するが、仮面ライダーファンのほとんどがVシネを期待していることは間違いないだろう。

 

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※正直序盤は「なんやこのポエム野郎」くらいの認識だったが、今ではハイパー大好き

 

エグゼイドの魅力はそれだけではなく、共闘が全て熱いこともここで挙げておこう。

私が特に好きなのは、月並みだが第31話「禁断のContinue!?」の二人のマイティ、第38話「涙のperiod」のエグゼイド&ブレイブ、第40話「運命のreboot!」のエグゼイド&パラドクス、第41話以降のバトル全てだ。全て熱い。もう一度言おう。全て熱い。

劇中歌があまり使われなかったことだけが心残りだが、序盤から使用されているBGMも十分格好良く、ただでさえ決まっているバトルをより熱いものにしてくれている。良い。

これは本作が得意とする予告詐欺も一役買っており、次回予告を観て視聴者が想像する展開とはまた違うバトルを見せてくれるため、1話見逃すだけでもお話に着いていけなくなるレベルであった。

 

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※決め台詞が最高

 

例年に比べ展開が異様に速かった「仮面ライダーエグゼイド」、当初は中盤での失速が懸念されていたが、実際はそんな心配をしていた自分が恥ずかしいレベルでの完成度で走り切り、次作「仮面ライダービルド」へしっかりとバトンを渡した。当然のことのように聞こえるかもしれないが、一年物はこれが本当に難しいのだ。エグゼイドから仮面ライダーを観始めた方も多く、新たなファンを呼び寄せた作品にもなった。ファンとして本当に嬉しい限りだ。

ニチアサは「仮面ライダービルド」へとバトンを渡したが、決して「仮面ライダーエグゼイド」が終わったわけではない。冬には「平成ジェネレーションズFINAL」、来年の春には電王ぶりのVシネトリロジーも控えている。本編が綺麗に終わったこともあり、若干のエグゼイドロスは感じるものの、まだまだ楽しませてくれるであろう期待が終わらないのは心地良い。

先ほども触れたように、他の仮面ライダーを観たことが無くとも楽しめる「仮面ライダーエグゼイド」。今から観ても全く遅くはないため、未視聴の方は騙されたと思って観てみてほしい。絶対に損はさせないであろう。そして、観終わった後は1つのゲームを終えたような達成感を感じるに違いない。「仮面ライダーエグゼイド」という名のゲームを、ぜひ体感してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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※密かに共演を願っていました…。

 

 

「動物戦隊ジュウオウジャー」について

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以前ブログで触れた「海賊戦隊ゴーカイジャー」は6人中5人が地球人でなく、そんな奴らがどう地球を守っていくのか、という所にもスポットを当てた作品であった。

この「動物戦隊ジュウオウジャー」は、メンバーの中の4人が地球人でない…どころか種族自体違うところから物語が始まる。しかもゴーカイジャーとは違い、地球に特に用事も無い。できることなら帰りたい。八方塞がりじゃないか!大丈夫か!と思ったが、そんな不安はすぐに吹き飛ばされた。

 

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※よくこんな設定思い付くなぁ

 

 人間でなくジューマンである4人は、元の世界ジューランドへ帰るために足りない王者の資格を探し、唯一の人間である大和はそれを手伝う。一見大和が振り回され苦労して終わり…となりそうなものだが、我らが大和さんは格が違った。異種族に対し類稀なる包容力を発揮し、4人の世話(聞こえが悪い言い方をすればコントロール)していく。

そして中盤で登場する6人目の追加戦士、ザワールドにも屈せずどんどん攻略していく。大和さんが主人公のギャルゲーか何かかと思ったが、それにしては展開が熱すぎる。

コミュニケーション力が異様に高い大和に、当初は「これじゃ唯一の人間なのに人間味が薄れるんじゃ…」と思ったが、ここで活きてくるのが大和の両親という設定だ。

異種族の4人やラリーさんとは上手くやりながら、実は血が繋がっている父親とは全く上手くいっていなかった…という展開は素直に驚いた。そしてこの話で一気に大和から人間らしさを感じたのである。これは本当に設定が上手い。(ギリギリまでバドが父親かと思っていた)

 

そんなジュウオウジャーの最終回が放送され、ジニスとのラストバトルにも決着がついた。ニチアサ実況の際にも触れたが、ラスボスを雑魚敵の集合体とすることで群れvs群れの構図を成立させたのは、流石と言わざるを得ない。

ジニスは最後まで独りよがりで他人を信じようとせず、受け入れようとしなかった。まさに他でもないジュウオウジャーが倒すべき相手だったのだ。

 

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※見た目と声のせいで強敵感凄い

 

さて、ジュウオウジャーの個人的に素晴らしいと思う点がもう一つある。それはジュウオウジャー6人の信頼関係だ。

「いや、今までの戦隊だって信頼関係はあったでしょ」とお思いかもしれないが、ジュウオウジャーは一味違う。6人全員が、互いの悪い点を知っており受け入れているのだ。

例えばレオは女性に弱い。これは最序盤からずっとある設定だが、最後まで直そうとはしなかった。タスクだって細かく面倒な性格、操は臆病で根暗だ。しかし誰1人としてそのウィークポイントを必要以上に責めたりはしない。何故なら、それらはその人の個性だからだ。個性の否定は共存から最も遠い行いである。良い所も悪い所も引っくるめて受け入れる、それが人間が繋がるために最も必要なことなのだろう。

 

 

私は常々「メッセージ性の高い作品が好き」と至る所で勝手に言っているが、ジュウオウジャーから伝わるメッセージには、どの話も心が熱くなるものばかりであった。それはスタッフやキャストが心を燃やしていなければ絶対できないことである。この一年子供のように心の底から楽しませてもらったし、大人として教わったことも多々あった。所々の演出も良く、本当に最後まで全力疾走で終わった作品だ。走り出したら止まらない、人間の本能を覚醒させた今作が、面白くないはずがないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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※きっとどこかで彼らも喜んでいることだろう

 

映画「平成ジェネレーションズ」について

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ありがとう、平成ジェネレーションズ。本当に…本当に…「ありがとう」…。それしか言う言葉が見つからない…。

 

 

2011年に公開された「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX」では、平成二期組の代表とも言える三作のライダーがそろい踏みし、話題となった。

 

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※翔太郎と弦太朗のやりとり好き

 

そして2016年、その熱意を受け継いだ映画「仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト withレジェンドライダー」が公開。この作品の凄さの一つは、5人のライダー中4人が本人出演なことである。

 

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※オレンジ組とエグゼイドと赤組という並び

 

 しかも一瞬出てファンサービスだけしました〜ではなく、タイトルでレジェンドライダーとされているドライブとウィザードもがっつりストーリーに絡んでいるのが最高ポイントだ。残念ながら鎧武のみ音声使い回しで1人だけバトライド・ウォーな感じだったが、仮面ライダーは役者へのオファーがかなりギリギリのタイミングということなので致し方ない。

特にドライブこと泊進ノ介は左手に結婚指輪、子を授かっている霧子へ電話する描写など、本編や映画や小説&Vシネの設定をしっかり意識されている。「仮面ライダードライブ」最終回でもテーマとされていた「変身できるから仮面ライダーなのか」についても進ノ介の考え方はブレておらず、ドライブファンが観て損はない映画となっている。

 

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※それでもドライブがセンターは笑う

 

また、今作では各ライダーのフォームチェンジもしっかりと取り入れていた。タイプデッドヒートやジンバーレモンが出ただけでも驚いたが、ウィザードのオールドラゴンが一瞬だけでも登場したのは映画館で飛び上がりそうになった。オールドラゴンさんが映画に出たのっていつ以来だ…まさか初めてでは…。

また、ゴーストのグレイトフル魂なんかは完全に映画に初登場だ。本編に登場してから9ヶ月経ち悲願の達成である。感無量。

 

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※久しぶりのインフィニティーさん美しい…

 

そのようなファンサービスも素晴らしかったが、この映画で私が特に注目したいのは、仮面ライダーゴースト勢である。

 

タイトルにもあるように、レジェンドライダーが出るとは言えメインとされているのはエグゼイド&ゴーストだ。例年MOVIE大戦では先輩ライダーが後輩ライダーのアシストをするという構図がお決まりだが、正直映画を観る前は「タケル殿に先輩ライダーが務まるのか…?」と心配していた。

しかしタケル殿は、そんな心配を命よろしく燃やしてしまった。一年前、自分が進ノ介から教えてもらったように、永夢へ仮面ライダーの矜持を授けるシーンは感動すら覚えたものだ。さすが本編で絶対に諦めなかった男である。まだ観てない方は、その勇姿をぜひ目にして頂きたい。タケル殿好きは笑顔で高校に通ってるシーンでもう駄目だろう。

 

 

そんなわけで、総括すると「平成ジェネレーションズ」は

  • タケル殿の成長が見れる
  • 各ライダーの活躍が見れる
  • 進ノ介の格好良さが見れる
  • 晴人のセクシーさが見れる
  • OPの使い方が至高

こんな感じである。最高じゃろ?最高じゃろ?

平成は30年で終わり、31年からは新年号となることが先日決定したが、彼ら平成ジェネレーションズの活躍はその後も忘れられず、世代…ジェネレーションが変わったとしても語り継がれていくだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ※それにしても知らない人だと混乱しそうである

 

「海賊戦隊ゴーカイジャー」について

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子供の頃は私の中で「海賊」と言えば週刊少年ジャンプで連載している某漫画だったのだが(嫌いではないが好きでもない)、今また「海賊と言えば何か」と聞かれれば、「海賊戦隊ゴーカイジャー」と即答することだろう。

 

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※こいつらほんと好き

 

スーパー戦隊35作品目の今作は、それまでの34作品のヒーロー達が全て同一の世界で活躍してきたよう描かれており、そこへレンジャーキーという不思議アイテムを持つ宇宙海賊5人が現れる。言わずもがなその宇宙海賊たちが35番目のスーパー戦隊海賊戦隊ゴーカイジャーなのだが、ここで最初に注目すべきはその5人が全員地球の生まれでないことである。

5人とも悪の軍団ザンギャックに因縁があることは共通しているが、それ以外は生まれた星も文化も価値観も違う集まりであり、地球に訪れたのは宇宙最大のお宝を求めて。しかし、第1話でそこら辺の一般人にお宝の在り方を聞いても知る人はいなかった。という事は、実はゴーカイジャーにとって地球人を守る理由は全く無いのだ。

それでもゴーカイジャーが地球を守ったのは何故か、どうして海賊が35番目のスーパー戦隊になったのか、「海賊戦隊ゴーカイジャー」とはお祭り作品でもあるが、一年を通してゴーカイジャースーパー戦隊になるお話でもある。

 

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※「スーパー戦隊」を背負う戦隊

 

もちろんお祭り作品としても優秀であり、過去のヒーローが出演するレジェンド回にもハズレが無い。ゴーカイジャーの放送前は「ディケイドの二番煎じ」「過去のヒーローがあれだけいて消化できるわけがない」という話もチラホラあったし、正直その不安が無かったわけでもなかったが、蓋を開けてみると文句の付け所の無い過去ヒーローへのリスペクトの嵐。ゴーカイジャー達は先輩ヒーロー達より大いなる力を貰うために接触するが、大いなる力だけでなく、ヒーローとして、人として様々な大切なことを教わっていく。過去戦隊ファンへのサービスであり、ゴーカイジャー達の成長も描く、二足のわらじを履いてフルマラソン完走するような偉業を毎回成し遂げていた。少し褒めすぎのように思うかもしれないが、未視聴の方はぜひ観てほしい。ディケイドでできなかったことがここにある。(ディケイドが駄目という話ではない)

過去ヒーローの邪魔はしないが、自分たちが空気にもならない。欲張りな海賊らしい奴らである。

 

そんなゴーカイジャーは良いキャラが揃っているのだが、設定だけでなくキャラそれぞれの役割をしっかり分けたことも、ゴーカイジャーが愛された理由の一つだろう。

マーベラスジョーとルカは戦闘に長けているが、一般常識が少し不足している。ハカセとアイムは比較的常識的だが、戦闘が得意ではない。そして途中から参戦し、ゴーカイジャーを外側から見ることができ全体をフォローすることができた地球人の鎧。この3つ(またはマベジョールカ、ハカセアイム鎧の2つ)のグループを作ることで、物語を飛躍的に面白くさせていた。上から目線な言い方になってしまうが、作品はまずキャラクターから好きになる私としては百点満点である。中でもゴーカイグリーンことハカセであるドン・ドッゴイヤーはそれまでのスーパー戦隊ではあまり見なかった珍しいキャラで、戦い方も面白い愛されキャラだ。良い。

 

そんな彼らが現行のスーパー戦隊である「動物戦隊ジュウオウジャー」にもゲスト出演するというのだから、観ないという選択肢は無いだろう。

5年経った今でも根強い人気があるのは、派手だったから…だけでなく、その作風が良い意味で豪快だったからでもあろう。「海賊戦隊ゴーカイジャー」、オススメ作品だ。

 

 

 

 

 

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※声優が2人もいるで!